肌が喜ぶ

寝具のカバー類やタオル、インナーは、長年オーガニックコットンを愛用している。
一度使うと、なかなか手放せない。
オーガニックコットンを使用するメリットは、まず安全だということ。
そして、肌が敏感な方にも優しく、丈夫で長持ちする。
オーガニックコットンとは、
三年以上農薬を使わない土壌で栽培された綿花のことで、自然の肥料などを使って育てられている。
防虫剤なども使わずてんとう虫に害虫駆除をしてもらい手間暇をかけて栽培している。
普通の綿花は大量の農薬を使って育てられているため、環境破壊につながってしまう・・・
そして使う側の人間の体にも害が及んでしまう。
農薬、肥料の基準を守って作られた綿花をオーガニックコットンと認定され、製品化したものが
オーガニックコットン製品と言われている。
もちろん、製造過程にも化学薬品を一切使用していないことが条件となる。
オーガニックコットンの生産量は全世界の綿(約2,500万トン)の0.2%極めて貴重だが、年々
生産量は増えている。それだけ需要が増えたという事だろう。
町を歩けば、必ずといっていいほど、オーガニックのタオルやハンカチ、靴下などを販売してる
ショップを目にする。
赤ちゃんが生まれるから、デリケートな肌に触れるものはオーガニックにしたいという方や
アトピーなど肌トラブルで悩みを抱えている方には特に好まれている。
が、ここで、問題を感じる事もある・・・
オーガニックのコットンを化学染料で染めて、
この商品はオーガニックコットンですと堂々と販売されているアイテムもあるのだ・・・
「うん、確かにオーガニックコットンではあるが・・・しかし〜」
せっかく、科学的なものと無縁に生産したものをわざわざ科学的に変える!
化学染料で染めてしまっては、もはやオーガニックとは言える状態ではない。
やはり、草木染めや、自然な染料を使うことが大前提。
それでこそ、本物のオーガニックコットンと言えるはず。
それと、重要なのが、洗濯洗剤。
これは、自然なものを選んでほしい。
オーガニック洗剤で洗ったコットンは風合いから、使用感が全く違う。
はじめは「タオルはタオルで同じなのでは?オーガニックだからって何が違うの?」
と言われる方も、
実際オーガニックコットン製品を使ってみてはじめて違いを感じられるようだ。
自然に作られたものの心地よさを
ぜひ、試してみていただきたい。